不動産価格の格差

現在の東京の分譲マンション売買価格は新築だけでなく中古までもが億ションになっている。賃貸マンションも家賃が5,000円/㎡(16万円/坪)を越えている。家賃だって松山市の3倍である。建築費高騰が起因している。東京はオフィスの家賃も凄い。35年前のバブル時代に丸の内で坪単価7-8万円と聞いて驚いたことがあるが、あの頃は東京山手線内の土地でアメリカ全土が買えると言われていた時代だった。バブル期では松山市大街道商店街でも坪単価が3,000万円だった。日本中がバブル景気に沸いていた。

 現在の東京駅周辺では、新築物件のオフィス賃料はバブル期を越えて、坪単価10万円近くで募集していると聞く。大阪が4.3万円、横浜市で3.5万円、松山市のオフィス最高賃料はガタッと落ちて、最高でも1.8万円あたりである。あの頃のバブル期と違うのは、バブっているのは東京など大都市だけなのです。八重洲10万円→大阪4.3万円→横浜3.5万円→松山市1.8万円となる。この格差を比較すると人口密集度だけではない。現在の格差は経済活動濃密度によって格差が出来ていると見る。

 今年はプロ野球選手がアメリカ大リーグへ行って活躍している。日本とアメリカでは同じホームランを打っても1本の単価が違う。1本当たりの金銭的価値は、アメリカでのホームランは日本の10倍以上の価値になると言われている。同じ人間が地方で一所懸命働くより、東京で一所懸命働いた方が、生産価値が違うということになる。そんな東京でも普通に働いて家が持てないと言う。生産性の高い都内の中にも格差があるからだ。社会主義になっても権力で格差が出来る。人間は動物だ。弱肉強食(格差)が付き物となる。