幾ら貯金があっても、お金が寝ていては自分の為にも人の為にも役立たない。お金は動くことで人が動くし物事も動く。とにかくカネは使わねばならない。カネは消費と言う意味で自分の為になり、社会貢献にもなっている。最良の使い方はお金がお金を生む使い方だ。自分の快楽のために使うお金を「死に金」と言う。お金がお金を生む使い方を「生き金」と呼ぶ。生き金は自己資金・借入金を問わない。何十億円と言う借金抱えながら生き金を使っていた男を知っている。
政治家が次々と毒されていく。裁判では厳しい判決が出ている。貰うからいけないのだ。貰う人はケチな人が多い。カネは出来るだけ身銭を使うことだ。カネと言うものはもろ刃の剣、上手く使えば栄養になり良薬になる。間違って使えば毒になる。毒どころか猛毒になる。人を動かす者にとってはカネは大事なものだ。他人のお金を使っても自分の心は相手に伝わらない。相手の心を掴むには大事な身銭を切ることだ。ケチに説得力なしという事だ。何かをやり遂げるには他人の応援がなければ何もできない。心が通じるから動いて貰えるのだ。
ビジネスマンがお金を使う時、それが「生き金」か「死に金」かで判断すればよい。直接お金に結び付かない「死に金」が「生き金」に変身することがある。無駄使いに見えるお酒だって自分の熱意を売り込み、相手の心を掴むことが出来れば「生き金」に変身する。人様に甘えるべき時のカネはしっかり甘えるべきだ。支払うべき時のカネはキッチリ支払うべきだ。カネに綺麗な人になることだ。ケチに説得力はない。身銭を切るかどうかで心が見えるからだ。
サラリーマンにとって一番大切なことは「お金に綺麗な人」と思われることだ。今、不動産業で独立したかつての部下が10人いる。自営業者にとって資金繰りが如何に大切か身に染みている筈だ。私の苦労も少しは分かってくれたと思う。自営業者にとって出費は辛いがケチに説得力なしである。カネを使わなければ情報が入らない。人が動かない。仕事が回らない。お金も回らない。「生き金」は魔物だ。魔物は「生き金」を使う人を応援する。「生き金」は莫大な利息を付けて何倍にもなって戻ってくる。みんな頑張れ。