新築マンションの価格が頭打ちと言われている。それでも東京の世帯用70㎡タイプ新築マンション価格は年収の13倍になっている。中古も10倍を超えている。新築も中古も7年連続に値上がりしている。東京都の平均収入が600万円と言うことで東京都では新築8000万円以上、中古で6000万円以上となっている。
一方全国平均では新築マンション価格は年収の8倍になっている。中古は5倍を超えている。日本の平均所得が550万円だから、全国平均で新築4500万円、中古で3000万円となっている。東京都の所得は全国平均の所得より高く、マンション取得価格も全国平均所得の倍率より高いため、資産価値において東京都と地方とではかなりの格差があると言うこととなる。
東京都に住む皆さんに言いたい。私は東京と地方と双方のメリットを知っている。都心の窮屈なマンションを高く売却して、地方都市の広々とした新築マンションを安く購入して住んだらどうだろう。東京で稼いで地方で暮らすことの快適さを私は知っている。温暖で温泉があり、災害の少ない松山市は住みたい地方都市ランキング上位に位置付けられている。人生のステージに合わせて住み替える。住み替えは常識になりつつある。