「麻布台ヒルズ周辺パトロール」

東京麻布のメインとなる巨大プロジェクト(麻布台ヒルズJPタワー)が完成に近づいている。規模も設計も目を見張るものがある。同地区の複数の関連ビル建設は今も続いている。まるで巨大工場の様だ。麻布台ヒルズ開発現場の周囲をパトロールするのに1時間かかる。現場に入る作業員数はまるでハブ駅に集まる乗客の様だ。東京ではその他の巨大プロジェクトがあちこちに見られる。鋼材やコンクリートなどの建築資材の高騰と作業員不足による人件費の高騰で、建築費は前年から10%から15%上昇していると言う。都心の作業員確保のために地方の職人が東京に派遣される。鉄筋工は海外の作業員が2割占めているとのことだ。来年4月から建設業の時間外労働の規制が始まる。分譲マンションの販売価格は10年前の同じ物件を仮定したら、1.5倍から1.8倍の価格になっている。と言うことで今後も東京の分譲マンションの販売価格は下がらない。つられて地方の工事費も高騰している。

松山市住宅情報館 館長日記