地球温暖化は止まらない。年々気温が高くなっている。断熱材を入れることで光熱費が30%カットできると言う。分譲マンションを購入する場合、紫外線カットの北ベランダを推奨する。北側のベランダが隣家と接近している場合は論外デス推奨しない。北側に道路があって開けている場所、見晴らしが良く十二分に照度が取れる明るい部屋は、北側ベランダが南側ベランダを凌駕していると確信している。20年前、竹中工務店の設計士の言葉が根底にある。最近はPM2.5や黄砂が問題になる。紫外線による劣化も問題になっている。南ベランダに布団や洗濯ものを安心して干せる時代ではなくなった。1日に積もる空気中に漂う微量物質の堆積量を調べたら驚くものがある。
住宅も進化している。私は北側が解放されている敷地を見つけた場合、時代の最先端として、北側にべランダを設計する。ダメな場合は夏の西日を避けるために西側廊下で設計する。私の北ベランダ住宅はどれも通常の南ベランダ住宅より明るい室内設計となっている。今や紫外線だけでなく外気も安心できないからだ。昨今では浴室暖房乾燥機又は室内で洗濯物を干す。断熱材はもとよりペアガラスと床暖房・布団乾燥機や空気清浄機が一般化してきた。断熱住宅と言う言葉も一般化し始めた。私が企画する建物はIot設備対応となっている。室内の洗濯物をスマホ(リモコン)で乾燥させる仕組みになっている。まもなく、そんな3方向に窓があるパグロ東署前が完成する。是非、現地で確認して戴きたいものである。