「基礎工事、パグロ河原町」

パグロ河原町の地中梁工事が進んでいる。深さ30mの現場打杭の上に、地中梁工事が始まっている。目に見えない部分の工事である。地下部分になる地中梁工事は、何十本と言う鉄筋を型枠で囲んで、生コンを流し込む。生コンが固まったところで、型枠を取り外して埋め戻す。目に見える地上の建築工事はそこから始まるのだ。東京は分譲マンション価格が上がり始めている。中古物件価格まで上昇している。地方は人口減少で住宅は供給過剰となっている。建築主だって大変な時代である。建設業は人手不足だ。かつての民主党政権時代の箱物軽視の政策によって、多くの建設業従事者が建設業から離れていった。建築主は空室問題で苦しい、施工業者は人手不足で苦しい、それでも市場原理は休むことを知らない。