「パグロ東署前ヴェールを脱ぐ」

建築中だったパグロ東署前の養生幕が撤去された。花嫁のウエディングドレスのヴェールが取れた感動だ。更に今日から足場が撤去されていく。10月末の竣工に向かって大忙しだ。オーナーにとっては画龍点睛の時期に入る。玄関廻りのデザイン、周囲の植樹、最後の外構工事が残っている。管理会社にとっても入居者斡旋の大仕事が始まる。お客様が居ての賃貸住宅である。お客様が神様だ。建物はお客様が評価してくれるのだ。生きるか死ぬかの緊張の時間(季節)が始まる。歳をとると感動が無い?とんでもない!何度経験しても花嫁さんとの初対面のようなワクワクドキドキの新鮮さがある。一方で、動脈硬化を起こした古女房(建物)も沢山抱えていることが脳裏から離れない。老若男女に囲まれ、悲喜こもごも、気の休まることが無い毎日だ。

松山市住宅情報館 館長日記