「パグロ東署前モデルルーム見学会」

7月28日(金)パグロ東署前のモデルルーム見学会が行われた。使い勝手を考え、入居者目線を設計のコンセプトにしている。使い勝手を考えれば収納スペースや、収納棚が多くなり、管理面のコストに反比例する。私は「管理業とは煩わしさとの戦いだ。」と言い続けてきた。建物の管理業とは、草引きや蜘蛛の巣とり、汚れた箇所の清掃、EVマットの洗浄、古いタイプのエアコン交換、蛍光灯照明のLED照明への交換、現地に行き現場に立てば、やるべき仕事が次々見つかる。昨今の管理の風潮は現場での細かな仕事は出来るだけしたくない。パソコンを睨んで定額収入を得る傾向にある。

 

 管理の原点は管理の心だ。管理の心とは道具箱と、ちり取・バケツ、雑巾から始まる。建物は新築引渡し時の満室状態(絶好調)から始まる。建物は絶好調から経年劣化が始まる。万物は禍福終始、始めがあったものは必ずいつか終わりの時を迎える。社長は社員に「管理業とは地味な仕事、煩わしさとの戦いだ。」と管理の心構えを叩きこまなければならない。建物だって命がある。30年後50年後までも、長命であってほしいものだ。

松山市住宅情報館 館長ブログ